婚約のスタイルと婚約記念品

結婚の約束を交わすという意味の「婚約」には、とり交わすべき書類や法律的手続きは一切ありません。

ふたりが結婚の約束をした時点で成立する婚約ですが、周囲の人に知らせて認めてもらうことで本人同士の自覚がより深まるため、何らかの形で公表するとよいでしょう。

婚約のスタイル

婚約スタイルを選ぶ際には、両方の家族でよく話し合い、自分たちに合ったものを選ぶことが一番大切です。

出身地によるしきたりの違いや、両家の考え方の違いのためにトラブルが起こる恐れもあります。

婚約を周囲の人に知ってもらうことを第一の目的として、ふたりの意見ばかりを通さずに両家の家族とよく話し合い、婚約のスタイルを決めましょう。

婚約には略式の結納のような記念品の交換式と会食、親類や親しい友人を呼んでの婚約披露パーティー、はがきやカードによる婚約通知状、日本の伝統的な婚約である結納、食事会と記念品の交換、教会で行う婚約式、など様々なスタイルがあります。

結納を行う割り合い

全国的にみて、約半数が結納を行っています。地域で大きな差がある結納を行う割合ですが、九州が最も高く6割以上、次が東北と中国地方で、関西で4割、首都圏ではその割合が最も低く約3割になります。

男性からの婚約記念品

男性から女性への婚約記念品は圧倒的に婚約指輪で、結納は省略しても婚約指輪を送る男性が多くを占めます。

古代ローマで始まったといわれる婚約指輪は、日本では戦後の高度経済成長の頃普及しました。

婚約指輪の予算と種類

婚約指輪は一般に給料の3ヶ月分と言われていますが、これは実際の目安ではありません。多くの費用がかかる結婚全体の予算を考えた上で、指輪の予算を立てましょう。

正統派の婚約指輪としては、ダイヤモンドの立て爪タイプとされていましたが、最近ではよりカジュアルなものや、結婚指輪と組み合わせのできるものにも人気があります。

また、魔よけになり、幸せを招くといわれる誕生石を婚約指輪に選ぶ女性も多いようです。

女性からの婚約記念品

女性から男性への記念品としては、結納返しの形をとったり、結納をしない場合に婚約指輪と交換に贈ることが多いようです。

腕時計、カフスボタン、仕立券のついた服地などの実用的な品や、カメラなどの趣味の品、ゴルフ用品など男性の希望に合わせた品を選びます。

記念品を選ぶ際には、記念として残すことの出来るものかどうかを第一に考えましょう。

次々に新しい機種が出たり、古くなると使えなくなるような品物は記念品には不向きで、避けるのが賢明です。