披露宴の手紙について

両親への手紙を用意する

両親を喜ばせる演出を希望するカップルはとても多く、中でも花嫁が両親に向けた感謝の手紙を朗読することは、今では披露宴のクライマックスの演出の定番になっています。

両親への花束贈呈の前に、末席でメインテーブルに向かって整列した両親に、メインテーブルの前に新郎とともに立った新婦が、用意した手紙を読み上げます。

はじめから両親の前まで進んで手紙を読み上げるケースもありますが、新郎新婦が招待客に背中を向けることになるため、招待客の注目できるスタイルの方がよいと言えるでしょう。

両親への手紙の内容は

花嫁の手紙は、呼びかけと感謝の言葉から始める導入、エピソードを加えた思い出、これからの抱負や願望、両親の健康を願う結びの4つの部分で構成されます。

ゆっくり読むと2分半になる600字前後が目安で、あまり堅苦しく考えずに花嫁の素直な気持ちを伝えることを心掛けましょう。

今まで心配をかけたこと、一緒に何かをした時の思い出、心に残る両親からの励ましの言葉など、一つでも具体例をあげて感謝の気持ちをあらわすことがコツです。

さらに、新郎の両親へもひと言ふれておくとよいでしょう。

両親への手紙を朗読する

花嫁がせっかく準備した手紙は、自分で両親に伝えるのが一番でしょう。

朗読するときにはゆっくり話すと感情がうまく伝わります。

また、呼びかけるときや、もっとも伝えたい言葉の前では、一呼吸おいて間をとってみましょう。

本番では、涙で読み進めることができなくなるかもしれません。そのため、司会者に事前に手紙のコピーを渡し、代読してもらえるようにしておくと安心です。

お礼のあいさつをする

披露宴の終わりには、招待客に両家の代表がお礼のあいさつをします。

一般的にはあいさつを行うのは新郎の父親ですが、最近では、新郎自身または新郎新婦が一緒にあいさつするケースが増加しています。

新郎が社会的な基盤を確立している場合や本人の関係者が列席者の中心を占める場合、またカジュアルな披露宴では、新郎がお礼のあいさつを述べるほうが自然だといえるでしょう。

新郎の父親が不在の披露宴では、一般的に新婦の父親がお礼のあいさつをしますが、この場合でもよく話し合って誰があいさつするのかを決めましょう。

お礼のあいさつでは、列席者の祝福や励ましへのお礼と媒酌人へのお礼、現在の心情を述べて今後の新郎新婦への指導をお願いし、お礼の言葉で結びます。

本番の2週間前までに、本人ならではのエピソードも盛り込んだ原稿を書き上げ、声に出して人前で読む練習をします。

長さは2〜3分になるように調節し、当日までには原稿を暗記できるくらい練習しておきましょう。