心づけとお礼
会場スタッフへの心づけ
挙式や披露宴の会場スタッフに、お世話になるお礼を込めて心づけを渡す習慣があります。
心づけは必ず渡さなければならないものではなく、最近では辞退するホテルやレストランも多いようです。
両親にも相談して渡すかどうかを決め、渡す場合は結び切りの水引のご祝儀袋かポチ袋を用意し、表書きは御祝儀か寿と書きましょう。
中には新札を表側が正面になるよう向きをそろえ、三つ折りか四つ折りにして入れます。
また、お金ではなく、会場係の責任者と美容・着付けの責任者それぞれに、皆さんで、とお菓子の詰め合わせを渡してもいいでしょう。
当日、新郎新婦は忙しいので、両家で話し合って、心づけを渡す係を決めておくとよいでしょう。
新郎側、新婦側それぞれがお世話になる人への心づけを負担し、両家に関わる人へは両家で分担します。
両家で同じ程度の負担額になるようにしましょう。
本来は披露宴終了後に渡すのが筋ですが、あわただしくなりがちなため、式が始まる前に渡すほうが賢明です。
あらかじめ会場担当者に聞いてスタッフの人数を把握し、人数分の心づけを用意しておきます。
当日、急に入り用になったときのために袋と新札は余分に用意しておきましょう。
媒酌人への心づけ
媒酌人へのお礼は、正式には、当日は口頭で、翌日両家の両親がお宅に出向き謝礼を渡します。
最近では、媒酌人の負担を考え、当日披露宴の後で謝礼を渡す場合が多いようです。
その場合、落ち着いた場所で、新郎新婦と両家の両親がそろってお礼を述べ、謝礼を渡すようにします。
謝礼の金額は、媒酌人の関わり方によって違います。
また、当日お礼をしていても、新婚旅行後にお土産を持参し改めてお礼に伺いましょう。
謝礼は結び切りの水引をかけた祝儀袋に入れ、表書きは御礼とし、両家の連名で用意します。
金額は媒酌人からいただいたお祝いの額の2倍が目安です。
また、交通費としての御車代も両家の連名で、媒酌人が自分の車で来ている場合でも渡します。
この御車代は、主賓にも渡しますが、この場合にはそれぞれの名字を書きます。
係りを頼んだ友人へのお礼
披露宴で世話役をしてくれた友人にも、お開きの後に心からお礼の言葉を伝えましょう。
さらに後日、新居に招き新婚旅行のお土産を渡すなどして感謝の気持ちをあらわします。
親しい間柄の友人には現金での御礼はしませんが、最近では、親からのお礼と、のし袋に入れた現金や商品券を渡す場合も多いようです。
祝儀袋の水引は紅白の結び切りで、表書きは御礼か寿とし、両家連名にします。
また、遠方から来てくれた世話役や、二次会の発起人を引き受けてくれた友人へは、5千から1万円程度の御車代や薄謝を渡すとよいでしょう。